一年の真ん中
きのうのつづき、『雨の楽しい話』原田稔さんの本をよんで・・・
そうそう、きょうの天気もきのうからつづいて雨です。
ちいさなお話が200もつまった本を紐解く場合、わたしはいつものくせで、あとがき、まえがきの順に開き、そのあと気になるタイトルから読み始めます。
そのタイトルもほとんどが『雨』をふくんでいて、どっしり読み応えがあるのがとても嬉しい本です。
言葉のはしはしがきらりとひかる感じがとても美しく、読んでいてとても気持ちが安らいで、自分でも使ってみたくなります。難しい本はなかなか読み進んでいくのに苦労するものだし、砕けすぎた文ばかりでは飽きてしまうし、程よい加減に自分のなかに入ってきてくれる本を探し出すのも読書の楽しみのようです。
『雨奇晴好』
この言葉は、中央気象台長だった藤原咲平という方の作られた言葉で、辞書に載っている『晴好雨奇』をどうしてひっくり返して使っているのかはわからないけれど、雨に対する温かい心を見るよい言葉ですね。とあるんですね。おしまいには、雨奇を重ねると『うきうき』であるなんて、楽しくしめくくったほのぼの文章にも愛着を感じるのでした。
・・・ながくなりますが、もうひとつだけね
織自何絲唯暮雨
裁無定樣任春風
・・・この漢詩が素晴らしいのです。詩の発想が実に美しく、自然の中には絶えず、美しいものが秘められているとありました、ほんとうにそうだと思います。この自然というのは、自然体の人間にもあてはまると私は思うのです。















































































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